ポリフェノールが多い食べ物
紫外線対策にポリフェノール
顔にシミを作る原因・紫外線(UV)を浴びると、皮膚の中には活性酸素が大量に発生します。

皮膚細胞は酸化し、それを防御するためにメラニン色素が出現しす。
植物は自らが持つ「ポリフェノール」で、活性酸素を除去、防御しています。
活性酸素を除去する「抗酸化物質」として、ポリフェノールはとても有効です。
ポリフェノールの中でも抗酸化物質の王様といわれるのが、「プロアントシアニジン」です。
プロアントシアニジンは、ブドウの種や皮の渋み成分から抽出されるポリフェノールの一種で、
ビタミンCやビタミンEの数倍から数十倍もの抗酸化力がある、と言われています。
プロアントシアニジンはワインに多く含まれています。
欧米人は脂肪分の多い食べ物を食べる習慣があるため、
動脈硬化や心臓病の人がとても多いのが特徴です。

しかしフランス人などの赤ワインを多く飲む人々には、
こうした病気による死亡率が極めて低いという調査結果が、
WHO(世界保健機関)より報告されています。
ご存知のとおり赤ワインの中にはポリフェノールが含まれていますが、
ポリフェノールの一種「プロアントシアニジン」の強い抗酸化力で
活性酸素の除去、生活習慣病を未然に防ぐ結果につながっています。
活性酸素にはいくつかの種類があり、肌に対し最も悪影響を与えるのが
「一重項酸素」と呼ばれる活性酸素です。
紫外線を浴びることでこの「一重項酸素」は皮下組織に多く発生します。
酸化力がとても強く、ビタミンCやEでは除去することができないほどです。
カテキンなどのポリフェノールでも、除去することが難しいとされています。
一重項酸素を除去できるポリフェノールが「プロアントシアニジン」なのです。

シミに対して有効なプロアントシアニジンの量は、1日あたり160~180mgといわれています。
赤ワインならワイングラス1杯(100cc)に、平均40mgのプロアントシアニジンが含まれています。
お酒の飲めない人はワインの代わりに、果汁50%以上のぶどうジュースを飲むとよいでしょう。
また料理用の油として、グレープシードオイルを1日に大さじ1杯使うのも、
プロアントシアニジン摂取が可能です。
顔のシミに効く食べ物・ポリフェノールを含む食材
顔のシミに効くとされるポリフェノールも、抗酸化作用が高いです。
最近注目度が高くなった成分ですが、
緑茶などに含まれるカテキン、大豆のイソフラボン、赤ワインやココアのフラボノイド
などもポリフェノールの仲間です。
【ポリフェノールを多く含む食べ物】
・カテキン…緑茶、紅茶、カカオ豆、りんご
・イソフラボン…大豆胚芽
・リグナン…ごま
・フラボノイドなど…赤ワイン、ココア、そば、玉ねぎの皮、かんきつ類の袋
・アントシアニン…ブルーベリー、赤しそ、ぶどう
・フェノール酸…コーヒー
・クルクミン…ウコン
・エラグ酸…イチゴ(美白成分で化粧品にも使われています)
・クマリン…さくらの葉、パセリ、もも
ポリフェノールを多く含む食べ物は割と多く、
毎日の食事に取り入れやすいと思います。
飲み物は緑茶にするとか、お酒なら赤ワイン、ご飯以外の主食ならそば、
おやつにチョコレートなど、覚えやすいですね。

エラグ酸は美白化粧品にも含まれる成分で、まさにイチゴから抽出して
使われています。
メラニン色素が作られる際に出てくる
「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑える力があります。
イチゴの成分が美白コスメに含まれているとは思いもよりませんでしたが、
イチゴはビタミンCが豊富なだけでなく、エラグ酸も多いので、
まさに美白成分の宝庫ともいえる食材です。
夏の露地ものイチゴ、冬のハウスイチゴとイチゴの旬はいまや年2回もあります。
イチゴが出回る時期には積極的に食べたいものです。
女性はフルーツ大好き、しかもイチゴが嫌いと言う人は少ないと思いますので、
シミ対策、美肌作りに取り入れない手はありません。