口内炎に役立つ食べ物・お茶
口内炎とびわの葉
「びわエキスが口内炎に効果がある」
こんな話も聞きました。
口内炎患部にびわエキスをつけると、痛みが取れてとても楽になるそうです。
歯の痛みなどにも使えます。
エキスがないときは、びわの葉を煎じて煮詰めたものも、同様の効果が得られます。
びわの葉茶を飲むのも良いかと思います。
<びわの葉について>
びわはバラ科の植物で、寒い冬に花をつけます。
一年中葉を青々とさせている、非常に生命力旺盛な植物です。
その緑の葉は、昔から胃腸の働きを整え、痰を切り、咳を抑えるといわれてきました。
びわの葉の成分は、ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、酒石酸、クエン酸
アミグダリン、タンニン、サポニンなどです。
中でも「アミグダリン」という物質は「ビタミンB17」とも呼ばれ、
最近ではガン抑止効果があると言われています。
アミグダリンが分解されてできる安息香酸は、
「抗リウマチ」「殺菌」「鎮痛」に効果を発揮します。
中でも鎮痛作用は絶大で、末期ガンの痛みをやわらげたり、
神経痛やねんざの痛みなどにも効きめがあるとされています。
「殺菌」「鎮痛」この辺の効果は、口内炎にも効きそうですね。
また、びわの葉が薬用になることは江戸時代から知られていました。
江戸時代には「枇杷葉湯」として、夏バテ防止用に行商で売られていたそうです。
「びわの葉茶って聞いたことないわ…」と思ってしまいますが、意外と身近にあるんですよ。
実はペットボトルのブレンド茶にはほとんどびわの葉が含まれています。
口内炎と日本茶
「口内炎の時、緑茶や番茶でうがいをすると治りが早い」
こんな話もあります。
<日本茶について>
日本茶の茶葉には、カルシウム、カリウム、鉄、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カテキン
などが含まれ、ビタミンミネラルの豊富な飲み物です。
特にカテキンは、コレステロール値、血糖値の上昇を抑制、
血栓の生成防止、活性酸素の中和、抗菌作用など優れた効果があり、
茶カテキンの殺菌作用が、口内炎患部の消毒に役立つと思われます。
普段飲んでいる緑茶や番茶が、口内炎のうがい薬に使えるのですね。
また、番茶に塩を一つまみいれてうがいすると良い、という説もあります。
塩にも殺菌作用がありますから、ダブルで効果を得られそうです。
なお抹茶は特にビタミンCの含有量が、他の日本茶に比べて多いので、
ビタミン補給にも役立ちます。
日本茶の主な働きとして、
頭痛、二日酔い、高脂血症、高血圧、糖尿病、食中毒、かぜ
動脈硬化、血栓症、老化防止、口臭、口内炎、むし歯の予防などがあります。
口内炎に効く食品
口内炎が口の中にあるとき、本当に痛くてつらいです。
食事さえもつらいことがありますが、まずはしっかり栄養補給して、
少しでも口内炎の治りを早めたいものです。
まず、食べ物で口内炎患部に物理的、または化学的刺激を与えないようにするとともに、
全身の栄養状態をよくすることが、早めに治す第一歩でしょう。
<口内炎に効く!食事>
1.ビタミンA、B群、C、Eを積極的に摂取するように。
口の中はやわらかい粘膜で保護されています。
口内炎を予防、治療するには、まずこの粘膜の抵抗力を強くすることが必要です。
そのためには粘膜の生成に関わるビタミンA、B2、B6、C、Eなどを十分摂りましょう。
特に、口内炎はビタミンB2、B6、ナイアシンが不足すると起こりやすくなります。
B群は取りだめはできないので、毎日補給をします。
AとCは、細菌に対する抵抗力を強くする働きがあり、
Aは、粘膜を正常に保つ働きを持ちます。
また、Eを患部に塗ると痛みが軽減されます。
これらのビタミンを多く含む、「牛乳・乳製品」と「緑黄色野菜」を積極的に摂りましょう。
2.たんぱく質が不足しないようにします。
口内炎は、口の中の細菌の感染が関係しています。
普段から抵抗力、免疫機能を高めておくためには、たんぱく質を十分に摂ることが必要です。
また、たんぱく質の利用効率を下げないように、摂取エネルギー不足にならないよう
食事はしっかり食べましょう。
3.刺激物を避けましょう。
味は薄味とし、香辛料、酢、アルコール飲料、さらに熱いもの冷たいものなど、
粘膜を刺激するようなものは摂らないようにします。
硬くて噛み砕くのに時間がかかるようなものも避けます。
4.食品添加物は避けましょう。
食品に添加されている化学成分が、粘膜への刺激となる場合もあります。
着色料や食品保存料などができるだけ含まれていない食品を選びます。
口内炎と葉酸
<葉酸とは?>
葉酸はビタミンB群の仲間で、主な働きは赤血球の形成・成熟です。
その他にも、生体の組織形成や細胞の発育機能正常化など、大切な役割を持っています。
葉酸は最初に、ほうれん草から抽出されたことからこの名がつきました。
葉酸は腸内細菌により合成されるので、欠乏することはあまりありませんが、
飲酒のしすぎや喫煙は葉酸の働きを低下させ、欠乏症の原因になります。
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球のヘモグロビンを作る重要な役割を果たしています。
貧血を防ぐにはビタミンB12と一緒にとるのが効果的です。
この葉酸が不足すると、口内炎になりやすくなるといわれています。
野菜、レバーなど葉酸を多く含む食品はいろいろありますが、
「ビール酵母」にも葉酸が多く含まれています。
サプリメントで手軽に摂取できますので、 貧血防止とともに口内炎予防などに利用されてみては?
口内炎と乳酸菌
口内炎に乳酸菌が効く、とはっきりいえるわけではないのですが、
まったく効果なしと言い切れるものでもないようです。(微妙な表現?)
口内炎にはビタミンB群を摂りましょう、とご紹介しましたが、
乳酸菌をとっているとかかりにくくなるようだ、という話も聞きました。
これにはちょっと一理あるようです。
私たちの体内には必ず細菌がいるのですが、
乳酸菌を摂取して補充していると、他の菌の増殖を抑えてくれます。
体内で悪い菌が少なければ炎症の原因は減りますし、
乳酸菌には整腸作用があるので、胃腸の不調が元で口内炎ができてしまうような人には
効果がありそうです。
口内炎とルイボスティー
ルイボスティーも口内炎の症状緩和などに効果あり、のようです。
<ルイボスとは?>
ルイボスはマメ科の植物で、ルイボスティーにはルイボスの葉や枝を使用します。
ルイボスは、南アフリカ連邦の最南端喜望峰から北に約360キロに位置する
セダルバーグ山脈の一帯だけでしか生育しません。
日本でルイボスが紹介され人気になったのは、10年ほどとごく最近です。
ルイボスの作用は、医学・薬学・農学など世界の多くの研究機関で認知されています。
<ルイボスの特長は?>
1.抗酸化作用・・・脂肪の酸化を抑える作用です。
2.整腸作用・・・ 胃腸の調子を整える作用です。
3.抗酸化作用=活性酸素消去除去作用
ルイボスの抗酸化作用とは、活性酸素を除去し老化を防止する作用です。
よってルイボスのもつ優れた作用から、ガン予防、美肌、アトピー性皮膚炎、花粉症、ぜん息、
口内炎、疲労回復などに効果が期待されています。
ルイボスにはタンニンが少しありますが、渋みがないので飲みやすく、
もともとノンカフェインで、お子さんからお年寄りまで安心して飲めます。
口内炎ができた時、ルイボスティーを飲んだりうがいに使ってもよさそうですね。
口内炎とエキナセア
「エキナセア」というハーブをご存知ですか?
キク科の花の一種で、昔からインディアンが様々な疾患に用いていたという、
優れた効能をもつハーブです。
エキナセアは、ウイルス、細菌感染への効果と、
全般的な免疫機能向上が立証されています。
細菌、ウイルスどちらに対しても有効で、感染症状に用いられます。
感染と悪化を防ぎ、さらに回復を早める効果もあります。
免疫機能を高める作用もあり、健康な組織と病原菌間の境目を崩してしまう、
「ヒアルロニーダ」という酵素の形成を妨げることがわかりました。
つまりウイルスの侵入から体を守ってくれるのです。
カンジダ菌による皮膚病の治療にも効果が認められていて、
そのほか乾癬や湿疹の治療にも用いられています。
歯肉炎や口内炎にはマウスウォッシュとして使用し、炎症の治癒、予防としても効果が期待できます。
口内炎とアロエベラ
「アロエベラ」はアロエの一種です。
さまざまなアロエの中でも、特に葉肉中の粘液量が多く、
アミノ酸、酵素類、ビタミン、ミネラル等の微量栄養素が多く含まれています。
葉肉中の粘液は多糖類の「ムチン」と言うもので、健康増進に重要な役割を果たしてくれます。
<アロエベラの効能>
火傷、切り傷、などは有名ですが、他にも
アトピー、美肌効果(しみ、しわ)やダイエット効果、抗潰瘍作用(十二指腸潰瘍等)、整腸作用、
細胞の活性化、保湿効果、口内炎、抗菌作用、免疫力を高める作用…などなど
多くの疾患において、効果を発揮すると言われています。
<アロエベラの持つ効果>
1.消炎効果
口内炎の炎症を抑え、腫れや痛みを和らげます。
2.殺菌効果
アロエベラに含まれるムコ多糖体・アロエチンには、殺菌効果と毒素の中和作用があります。
また、新しくできてくる細胞を元気にしてくれます。
3.免疫力向上
アロエウルシンによって免疫力が高まります。
また鎮痛作用により、潰瘍の痛みを抑えます。
<アロエベラの利用法>
アロエベラの皮をむき、葉肉を適当な大きさに切ります。
夜寝るときに、口内炎の部分に当たるよう口に含むと良いでしょう。
口内炎とくちなし
くちなしの花は香りがよく、実は黄色の色素が取れることから、
栗きんとんやたくあんの着色に使われます。
漢方にくちなしの実を使った、風邪の治療薬があります。
くちなしの実を陰干ししたものを20個くらい、やかん一杯の水でトロ火で1時間ほど煮込みます。
煮込んだものは、濃い茶色の液体になりますので、
それを飲むと、のどの痛みが解消されるというものです。
このくちなしの煮込んだ汁でうがいすると、重い扁桃腺炎や口内炎にも効くそうです。
口内炎とプロポリス
<プロポリスとは?>
みつばちが樹脂から集めた樹液に、みつばちの唾液が作用してできたもので、
「天然の抗生物質」といわれるほど、免疫力向上や虚弱体質の改善などさまざまな症状に効果が
みられます。
口内炎などの炎症に対する殺菌作用もあります。
抗菌性に優れたプロポリスは、様々なビタミン、ミネラルのほか、
強力な抗菌作用のあるフラボノイドを多く含みんでいます。
体の抵抗力を高め、糖尿病をはじめ生活習慣病、内臓疾患、口内炎、歯槽膿漏、
耳鼻咽喉系疾患、花粉症、アトピー性皮膚炎など、多方面の疾患にわたり効果が報告されています。
みつばちといえば、もう一つ「はちみつ」があります。
はちみつも殺菌効果に優れ、口内炎などの炎症に効果を発揮するといわれています。
はちがもたらす自然の恵み、つらい口内炎の解消にぜひ利用してみませんか。
口内炎とローズヒップ
「口内炎にローズヒップが効く」
「ローズヒップティーを飲み始めてから、口内炎になりにくくなった、出来ても治りが早い」
こんな話も耳にしました。
<ローズヒップとは?>
野バラの実がローズヒップです。
古代より、ギリシャ、ローマ、ペルシャまた中国で、
さまざまな疾患に効果がある、として薬用に珍重されてきました。
ローズヒップは、ビタミンが豊富で、特にビタミンCが多く含まれているのが特長です。
必須脂肪酸であるガンマリノール酸が多く含まれていて、滋養強壮に優れ、
摂取すると、体調を整え健康維持に役立ちます。
皮膚組織の再生効果に優れているので、
やけどや傷の治癒、日焼け、シミ、肌・毛穴の黒ずみに効果を発揮、
肌の美白にも効果があります。
薬用としては、風邪、気管支感染症、胃炎、下痢、鬱症、強壮剤などに使われ、
外用薬としては喉の痛み、目の炎症、皮膚疾患、口内炎などにも効果が期待できます。
個人差はあるかもしれませんが、
口内炎でつらいとき、少しでも痛みを和らげたいなら、
効果の期待できる、ビタミン豊富なローズヒップティーを試してみるのも良いでしょう。
口内炎とハーブ~バジル
古くから民間療法として、いろいろな疾患に用いられてきた「ハーブ」。
のどが痛い時や口内炎に効く!といわれるハーブのうがい薬です。
ハーブを煎じて作るので、しっかりと成分の抽出ができます。
なお妊娠中は使用しないでください。
分量を守り、 煎じるときは必ずガラス、ホーロー、土鍋などを使って下さい。
<口内炎やのどの痛みに・バジル>
1. なべに乾燥バジル15gを入れ、水600mlを加える。
2.なべに蓋をして中火にかける。
沸騰したら弱火にして、水の量が半分くらいになるまで煮詰め煎じる。
3.火からおろし、すぐに茶こしで漉す。
冷ましてからうがいする。
<バジルについて>
普通「バジル」というのは、スイートバジルのことをさしています。
また「バジリコ」というのはイタリア名で、英語ではバジル、和名はメボウキです。
シソ科の1年草で、寒さに弱く、葉に近づいたりさわったりすると、独特のいい香りがします。
しその香りに似ているかもしれません。
効能は、鎮静作用・消化器系の不調・乗り物酔いなどといわれています。
口内炎とハーブ~オレガノ
古くから民間療法として、いろいろな疾患に用いられてきた「ハーブ」。
のどが痛い時や口内炎に効く!といわれるハーブのうがい薬です。
ハーブを煎じて作るので、しっかりと成分の抽出ができます。
なお妊娠中は使用しないでください。
容量を守り、 煎じるときは、必ずガラス、ホーロー、土鍋などを使って下さい。
<口内炎やのどの痛みに・オレガノ>
1. 鍋に乾燥させたオレガノ15gを入れ、水600mlを加える。
2.なべに蓋をして中火にかける。
沸騰したら弱火にして、水の量が半分くらいになるまで煎じ煮詰める。
火からおろしたら、すぐに茶こしで漉す。
冷めたらうがいする。
<オレガノとは?>
オレガノは、料理で使うことの多いハーブです。
魚介や肉の生臭さを消して、料理の味を引き立ててくれます。
トマトやにんにく、唐辛子、チーズとよく合います。
主な効能として、
神経痛・関節痛・筋肉痛・頭痛・月経痛などの鎮痛作用
消化促進・健胃作用・整腸作用・リラックス作用
咳止め効果・ 疲労回復・乗り物酔い・強壮作用
古代エジプト時代から、消毒効果があることが知られていました。
口内炎とはちみつ2
<口内炎とはちみつの関係>
やはりはちみつは、口内炎の治療にも効果があるようです。
そのまま患部に塗れば、「治療薬」として使えるので、
この効果に着目した、ハチミツ成分入り口内炎薬(大正製薬レビオ)も市販されています。
筆者も使ったことがありますが、甘くて薬としては使いやすかったです。
ただ、はちみつは濃厚なため、そのまま口内炎に塗ると、かなり痛いです。
でも水で8~10倍に薄めて塗ると、不思議としみません。
口内炎が塗りにくい場所にある、沁みて痛い場合は、
はちみつを溶かした蜂蜜水で、口をうがいすると良いでしょう。
はちみつの殺菌効果で、口内炎の治りを早めてくれます。
はちみつの成分として含まれるグルコン酸、これが殺菌作用の元です。
「喉の調子が悪い、風邪かな?」というときにも、
はちみつ水でうがいをしてみてください。
口内炎と熊笹
熊笹が口内炎に効く、という話を聞きます。
<熊笹について>
熊笹は、夏の間は青々としていたのに、寒くなると葉のフチが白くクマ取りをしたようになる事から
「隈笹」とも呼ばれています。
葉緑素、鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンK
などビタミンミネラルが含まれており、特に葉緑素は100g中に80mgも含まれていて、
疲労回復、健胃、整腸、糖尿病、高血圧に効果があるとされています。
疲れやすい、食欲不振のかたの滋養強壮剤代わりにおすすめです。
またクマ笹葉の抽出液に含まれる葉緑素には、優れた殺菌作用があります。
昔から、おにぎりなど食品を笹の葉に包むのは、この作用を利用しているのです。
この殺菌効果から、口内炎の症状緩和や口臭予防が期待されています。
口内炎用の熊笹を使った商品として、
熊笹歯磨き粉やササヘルスという健康ドリンクなどがあり、
いずれもネット通販で入手できます。
口内炎とはちみつ
「口内炎にはちみつが効く」という話を聞いたことがあります。
口内炎とはちみつについて、少し調べてみました。
なぜ「口内炎にはちみつが効く」?
蜂蜜の粘性により、口内炎患部に幕を張ったような状態になり、
外部からの刺激を受けにくくするからのようです。
そのため、痛みが軽減します。
また蜂蜜には、抗菌・消毒作用が有り、昔から滋養強壮の用いられてきました。
疲労やストレスが原因とされている口内炎の場合には、いい栄養補給になるのかもしれません。
はちみつには意外にも、ビタミンB群やミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンB群には消炎効果や疲労回復に役立つ効果があります。
はちみつの殺菌作用と合わせて、口内炎の治りを早める効果をもたらすのかもしれませんね。
実際、口内炎の市販の治療薬には、はちみつが入っているものがあります。
(大正製薬のレビオです)
甘みをつけて薬を使いやすくするためかと思っていましたが、
はちみつの持つ効果を期待して、ということなのかもしれません。
はちみつアレルギー以外の方で、口内炎のつらいときは試してみては?