潰瘍性・びらん性口内炎
潰瘍性口内炎・びらん性口内炎について
潰瘍性口内炎は、潰瘍が主な症状の口内炎です。
<潰瘍性口内炎の原因>
1.歯や義歯などによる刺激
2.細菌やウイルス感染
急性壊死性潰瘍性口内炎、結核菌、梅毒、エイズウイルスなど
3.放射線や化学薬品などによる損傷
4.全身的疾患が口腔粘膜へ影響する
白血病、クローン病など

義歯を装着している高齢者の中には、義歯の管理が十分でなく、
義歯についたプラークが多く残っています。
プラークで汚れた義歯が口腔粘膜にあたり、炎症を起こして口内炎につながる場合があるため、
義歯の管理は、口内炎予防にとっては大事です。
義歯の衛生管理は、普通ブラシによる清掃が挙げられますが、
プラークの完全な除去は難しいのが現状です。
そこで、入れ歯洗浄剤や煮沸による消毒で義歯についたプラークを取り除き、
清潔に保つようにしましょう。
一方で、「びらん性口内炎」(=紅斑あるいはびらん性口内炎)と呼ばれる、
赤くただれたような口内炎もあります。
口内炎の中には、経過中に症状が変化して赤くまだらになったり(紅斑)、
ただれて、びらん状になったりする場合があります。
また口腔内に水疱が出来るような場合、水疱が破れてびらんになることもあります。
赤くまだらになるのは、びらんの一歩前の状態ともいえますが、
まだらになったまま経過する口内炎もあり、
かならずしも紅斑→びらんという経過となるとは限りません。
びらん性口内炎の原因として、
○口腔内に生息するカンジダ菌の過剰増加(=口腔カンジダ症)
○ウイルス性
○放射線性
○薬物性
○金属アレルギー(入れ歯が合わない)
などがあります。

びらん部分がくっつき合うと、口を開く時剥離(はくり)を起こし、
一層びらんが広がる恐れがあります。
赤くただれたような口内炎=「紅斑およびびらん性口内炎」は、
歯科医、皮膚科医など医師の診断を受け、専門的な治療とケアが必要になります。
2週間以上症状が改善しない場合は、病気による口内炎の疑いがあると思われます。