食べ物・飲み物
口内炎と熊笹
熊笹という植物は殺菌力が強く、昔から利用されてきました。
熊笹のパワーが口内炎に効くようです。
熊笹は「夏の間は青々としているのに、寒くなると葉のフチが白くクマ取りをしたようになる」
事から「隈笹」とも呼ばれています。
熊笹には、葉緑素、鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、
ビタミンC、ビタミンKなどビタミンミネラルが豊富に含まれており、
特に葉緑素は100g中に80mgも含まれていて、
疲労回復、健胃、整腸、糖尿病、高血圧に効果があるとされています。
疲れやすい、食欲不振のかたの滋養強壮剤代わりにおすすめなのですが、
クマ笹葉の抽出液に含まれる葉緑素、これには優れた殺菌作用があります。
昔から、おにぎりなど食品を笹の葉に包むのは、この作用を利用しているのです。
この殺菌効果から、口内炎の症状緩和や口臭、歯周病、歯肉炎予防が期待されています。
口内炎用の熊笹を使った商品として、
熊笹入りの歯磨き粉や熊笹エキス入りの健康ドリンク「ササヘルス
」などがあります。
口内炎ができやすいという方は、口内が汚れやすく雑菌が繁殖して
疲れが溜まったときに、口内炎となって現れてくる場合があります。
普段から口内を清潔に保つため、熊笹入り歯磨き粉を口内炎予防に役立てるのがおすすめです。
熊笹エキス入り健康ドリンク「ササヘルス」は熊笹の殺菌力を取り入れ、
口内炎ができたときうがい液として使えるほか、
熊笹のエキスを普段から摂取することで、疲れにくく、
口内炎のできにくい体質作りの手助けになります。
口内炎に効くお茶
「口内炎の時、緑茶や番茶でうがいをすると治りが早い」
こんな話もあります。

【日本茶について】
日本茶の茶葉には、カルシウム、カリウム、鉄、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カテキン
などが含まれ、ビタミンミネラルの豊富な飲み物です。
特にカテキンは、コレステロール値、血糖値の上昇を抑制、
血栓の生成防止、活性酸素の中和、抗菌作用など優れた効果があり、
茶カテキンの殺菌作用が、口内炎患部の消毒に役立つと思われます。
普段飲んでいる緑茶や番茶が、口内炎のうがい薬に使えるのですね。
また、番茶に塩を一つまみいれてうがいすると良い、という説もあります。
塩にも殺菌作用がありますから、ダブルで効果を得られそうです。
なお抹茶は特にビタミンCの含有量が、他の日本茶に比べて多いので、
ビタミン補給にも役立ちます。
日本茶の主な働きとして、
頭痛、二日酔い、高脂血症、高血圧、糖尿病、食中毒、かぜ
動脈硬化、血栓症、老化防止、口臭、口内炎、むし歯の予防などがあります。

【ルイボスティーについて】
ルイボスティーも口内炎の症状緩和などに効果あり、のようです。
ルイボスはマメ科の植物で、ルイボスティーにはルイボスの葉や枝を使用します。
ルイボスは、南アフリカ連邦の最南端喜望峰から北に約360キロに位置する
セダルバーグ山脈の一帯だけでしか生育しません。
日本でルイボスが紹介され人気になったのは、10年ほどとごく最近です。
ルイボスの作用は、医学・薬学・農学など世界の多くの研究機関で認知されています。
<ルイボスの特長は?>
1.抗酸化作用・・・脂肪の酸化を抑える作用です。
2.整腸作用・・・ 胃腸の調子を整える作用です。
3.抗酸化作用=活性酸素消去除去作用
ルイボスの抗酸化作用とは、活性酸素を除去し老化を防止する作用です。
よってルイボスのもつ優れた作用から、ガン予防、美肌、アトピー性皮膚炎、花粉症、ぜん息、
口内炎、疲労回復などに効果が期待されています。
ルイボスにはタンニンが少しありますが、渋みがないので飲みやすく、
もともとノンカフェインで、お子さんからお年寄りまで安心して飲めます。
口内炎ができた時、ルイボスティーを飲んだりうがいに使ってもよさそうですね。
口内炎に効く食べもの
口内炎に効くといわれる食べ物は、
「ビタミンB2」「ビタミンB6」を多く含む食品です。
口内炎にかかったときだけでなく、出来やすい方、疲れやすい方は
普段から意識して摂るようにしたいものですね。
【ビタミンB2を多く含む食べ物】

○小麦胚芽 ○そらまめ ○納豆(ビタミンKも豊富です)
○まつの実 (ナッツ類に生えているカビは発がん性が高いといわれていますので、ご注意下さい)
○アシタバ ○しそ ○菜の花 ○パセリ ○モロヘイヤ ○キクラゲ
○シメジ、干し椎茸、 まいたけなどきのこ類
○海苔、ひじきなど海藻類 ○うなぎ、うなぎの肝 ○カレイ ○ヒラメ ○ブリ ○うに
○牛レバー、鶏レバー、豚レバー
(肝臓には飼料から摂取された有害物質が蓄積されていることもありますので、
自然飼育された牛、鶏、豚のレバーが良いでしょう)
○卵の黄身 ○チーズ ○緑茶
【ビタミンB6を多く含む食べ物】
口内炎に効く、といわれる「ビタミンB6」を多く含む食品です。
○小麦胚芽 ○小豆 ○そらまめ ○大豆 ○ごま
○クルミ (ナッツ類に生えたカビは発がん性が高いといわれていますので、ご注意下さい)
○ニンニク (生ニンニクは食べ過ぎると胃が荒れたり、腸内環境を悪化させたりすることがあるので、
ご注意下さい)

○パセリ ○芽キャベツ ○モロヘイヤ ○アボガド ○バナナ ○海苔
○イワシ、カツオ、サケ、サバ、サンマ、トビウオ、フグ、マグロ、マグロ赤身など魚類
○牛レバー、鶏レバー、豚レバー
(肝臓には飼料から摂取された有害物質が蓄積されていることがありますので、
自然飼育された牛鶏豚を選ぶと良いでしょう)
○豚ヒレ肉 ○卵の黄身 ○鶏ササミ
口内炎に効く食事
口内炎が口の中にあるとき、本当に痛くてつらいです。
食事さえもつらいことがありますが、まずはしっかり栄養補給して、
少しでも口内炎の治りを早めたいものです。
まず、食べ物で口内炎患部に物理的、または化学的刺激を与えないようにするとともに、
全身の栄養状態をよくすることが、早めに治す第一歩でしょう。
<口内炎に効く!食事>

1.ビタミンA、B群、C、Eを積極的に摂取するように。
口の中はやわらかい粘膜で保護されています。
口内炎を予防、治療するには、まずこの粘膜の抵抗力を強くすることが必要です。
そのためには粘膜の生成に関わるビタミンA、B2、B6、C、Eなどを十分摂りましょう。
特に、口内炎はビタミンB2、B6、ナイアシンが不足すると起こりやすくなります。
B群は取りだめはできないので、毎日補給をします。
AとCは、細菌に対する抵抗力を強くする働きがあり、
Aは、粘膜を正常に保つ働きを持ちます。
また、Eを患部に塗ると痛みが軽減されます。
これらのビタミンを多く含む、「牛乳・乳製品」と「緑黄色野菜」を積極的に摂りましょう。
2.たんぱく質が不足しないようにします。
口内炎は、口の中の細菌の感染が関係しています。
普段から抵抗力、免疫機能を高めておくためには、たんぱく質を十分に摂ることが必要です。
また、たんぱく質の利用効率を下げないように、摂取エネルギー不足にならないよう
食事はしっかり食べましょう。
3.刺激物を避けましょう。
味は薄味とし、香辛料、酢、アルコール飲料、さらに熱いもの冷たいものなど、
粘膜を刺激するようなものは摂らないようにします。
硬くて噛み砕くのに時間がかかるようなものも避けます。
4.食品添加物は避けましょう。
食品に添加されている化学成分が、粘膜への刺激となる場合もあります。
着色料や食品保存料などができるだけ含まれていない食品を選びます。
口内炎に効くハーブ
口内炎に効く、と言われるハーブについてご紹介します。
古くから民間療法として、いろいろな疾患に用いられてきたのが「ハーブ」です。

画像・wikipediaより
【エキナセア】
「エキナセア」というハーブをご存知ですか?
キク科の花の一種で、昔からインディアンが様々な疾患に用いていたという、
優れた効能をもつハーブです。
エキナセアは、ウイルス、細菌感染への効果と、全般的な免疫機能向上が立証されています。
細菌、ウイルスどちらに対しても有効で、感染症状に用いられます。
感染と悪化を防ぎ、さらに回復を早める効果もあります。
免疫機能を高める作用もあり、健康な組織と病原菌間の境目を崩してしまう、
「ヒアルロニーダ」という酵素の形成を妨げることがわかりました。
つまりウイルスの侵入から体を守ってくれるのです。
カンジダ菌による皮膚病の治療にも効果が認められていて、
そのほか乾癬や湿疹の治療にも用いられています。
歯肉炎や口内炎にはマウスウォッシュとして使用し、炎症の治癒、予防としても効果が期待できます。

【バジル】
普通「バジル」というのは、スイートバジルのことをさしています。
また「バジリコ」というのはイタリア名で、英語ではバジル、和名はメボウキです。
シソ科の1年草で、寒さに弱く、葉に近づいたりさわったりすると、独特のいい香りがします。
しその香りに似ているかもしれません。
効能は、鎮静作用・消化器系の不調・乗り物酔いなどといわれています。
ハーブを煎じて作る「うがい薬」は、しっかりと成分の抽出ができます。
なお妊娠中は使用しないでください。
分量を守り、 煎じるときは必ずガラス、ホーロー、土鍋などを使って下さい。
<口内炎やのどの痛みに・バジル>
1. なべに乾燥バジル15gを入れ、水600mlを加える。
2.なべに蓋をして中火にかける。
沸騰したら弱火にして、水の量が半分くらいになるまで煮詰め煎じる。
3.火からおろし、すぐに茶こしで漉す。 冷めたらうがいする。
【オレガノ】
オレガノは、料理で使うことの多いハーブです。
魚介や肉の生臭さを消して、料理の味を引き立ててくれます。
トマトやにんにく、唐辛子、チーズとよく合います。
主な効能として、
神経痛・関節痛・筋肉痛・頭痛・月経痛などの鎮痛作用
消化促進・健胃作用・整腸作用・リラックス作用
咳止め効果・ 疲労回復・乗り物酔い・強壮作用
古代エジプト時代から、消毒効果があることが知られていました。
<口内炎やのどの痛みに・オレガノ>
1. 鍋に乾燥させたオレガノ15gを入れ、水600mlを加える。
2.なべに蓋をして中火にかける。
沸騰したら弱火にして、水の量が半分くらいになるまで煎じ煮詰める。
火からおろしたら、すぐに茶こしで漉す。
冷めたらうがいする。
口内炎とはちみつ&プロポリス
なぜ「口内炎にはちみつが効く」かと言いますと、
蜂蜜の粘性により、口内炎患部に幕を張ったような状態になり、
外部からの刺激を受けにくくするからのようです。
そのため、痛みが軽減します。
また蜂蜜には、抗菌・消毒作用が有り、昔から滋養強壮のために用いられてきました。
疲労やストレスが原因とされている口内炎の場合には、いい栄養補給になるのかもしれません。

はちみつには意外にも、ビタミンB群やミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンB群には、消炎効果や疲労回復に役立つ効果があります。
はちみつの殺菌作用と合わせて、口内炎の治りを早める効果をもたらすのかもしれませんね。
実際、口内炎の市販の治療薬には、はちみつが入っているものがあります。
(大正製薬のレビオです)
甘みをつけて薬を使いやすくするためかと思っていましたが、
はちみつの持つ効果を期待して、ということなのかもしれません。
はちみつアレルギー以外の方で、口内炎のつらいときは試してみるのもいいでしょう。
ただ、はちみつは濃厚なため、そのまま口内炎に塗ると、かなり痛いです。
でも水で8~10倍に薄めて塗ると、不思議としみません。
口内炎が塗りにくい場所にある、沁みて痛い場合は、
はちみつを溶かした蜂蜜水で、口をうがいすると良いでしょう。
はちみつの殺菌効果で、口内炎の治りを早めてくれます。
はちみつの成分として含まれるグルコン酸、これが殺菌作用の元です。
「喉の調子が悪い、風邪かな?」というときにも、
はちみつ水でうがいをしてみてください。
【プロポリスについて】
プロポリスは、みつばちが樹脂から集めた樹液に、みつばちの唾液が作用してできたもので、
「天然の抗生物質」といわれるほどです。
免疫力向上や虚弱体質の改善など、さまざまな症状に効果があるといわれています。
口内炎などの炎症に対する殺菌作用もあります。
抗菌性に優れたプロポリスは、様々なビタミン、ミネラルのほか、
強力な抗菌作用のあるフラボノイドを多く含みんでいます。
体の抵抗力を高め、糖尿病をはじめ生活習慣病、内臓疾患、口内炎、歯槽膿漏、
耳鼻咽喉系疾患、花粉症、アトピー性皮膚炎など、多方面の疾患にわたり効果が報告されています。