口内炎とビタミンの関係~ビオチン
ビオチンはかつて、「ビタミンH」と命名されていましたが、
研究が進むにつれてその働きが解明され、ビタミンB群に分類されました。
食物に広く含まれているうえ、腸内細菌によって合成されるので、
普通は欠乏することはありません。
生卵を好んで摂取したり、長期間にわたって抗生物質を摂取している場合を除いては
まず欠乏する心配ありません。
しかし栄養源を調製粉乳=粉ミルクに頼るしかない乳児には、不足しがちな栄養素です。
ビオチンは酸やアルカリには弱いですが、
熱には強いという性質を持っていますので、調理による損失は少ないようです。
最近の研究では、アレルギー症状の元凶と言われている「ヒスタミン」
の増加を抑える働きがあることがわかり、
アトピー性皮膚炎に対してビオチンの役割が大きいことが確認されました。
ビオチンが不足すると、白髪、脱毛、皮膚の湿疹、乾燥肌、皮膚炎、口内炎などを引き起こす場合が
あります。
口腔粘膜も皮膚の一種ですので、不足した場合、口腔内のトラブルにもつながるかもしれませんね。
ちなみにビオチンを多く含む食品は、レバー(鶏、牛、豚)、魚介類(いわし、にしん、牡蠣)、
卵(黄身)、豆類(大豆、ピーナッツ)などです。